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 沖縄教科書検定県民大会の参加人数が、産経新聞の報道によって問題となっている。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071006/
 stt0710062247005-n1.htm

 
 11万人と言われていた県民大会の参加者が実際には4万人強だった、という内容だ。
 どんな大会や集会であれ、たしかに主催者発表の参加人数は、実際よりも多めに発表される、と云うのは周知のことで、その事自体はとりたてて驚くことでも、目くじらをたてることでもない。
 私自身11万人が主催側発表なら若干強気の算出だろう、とは思っていた。

 だが、主催者発表の11万人と産経新聞が主張する4万人では、その差があまりにも大きすぎる。

 産経新聞の記事には、11万人という算定に対し、4万人程の根拠として試算も示されている。


 
 ■1平方メートルに4人?
 集会が開かれた海浜公園の多目的広場は約2万5000平方メートル。仮に会場に入りきれなかった人を1万人と見積もれば、1平方メートル当たり4人いた計算になるが、多くの参加者は座っていた。
 会場は、東京ドームのグラウンド部分(1万3000平方メートル)の約2つ分にあたるが、同ドームのスタンドを含めた建築面積は約4万6800平方メートルあり、グラウンド部分を含めても最大5万5000人しか収容できない。

 
 
 あるいは、航空写真なども参考にしたのかもしれない。
 だが産経新聞の参加者人数にたいするこの試算は、一つだけ大きな事実を考慮に入れていない。
 それは参加者の入れ替えがかなりあったということだ。

 私は当日3時半頃(だったと記憶している)に会場に着いた。その時、既に仲井間知事の挨拶が始まっていた。次に那覇市長、高校生発表、と続き体験者の発表が終わった時点でまだ大会はまだ途中だったのだが帰途についた。

 その時には帰る人、つまり会場を出る人々がかなりの数に上っていた。しかし、会場の外に出ると、到着が遅れてこれから会場に入場する人々もかなり沢山いた。
 その時点では、おそらく帰る人よりも多かったと思う。
もちろん、その時点では、会場の多目的広場は、既にほぼ満員だった、と記憶している。

 那覇から北側へ向かう幹線道路は、大会の影響でかなり混雑していた。会場に向かう車を全て会場の駐車場に収容するのは無理。牧港の入り口付近で係員が車を別の場所に誘導していた。(私はミニバイクだったので直接会場へスイスイと~♪)

 そこから会場へは結構距離がある。バスを利用した人も国道がかなり混雑していたので、だいぶ遅れて会場に到着した人々もかなりの数に上っていたのだ。私の職場で参加した人は、かなり混雑していたので会場に着いたころには4時を過ぎていた、と話していた。
 
 そして私のように、終了時の混雑と渋滞を避けるために大会途中で早く帰った人もかなり大勢いたのだ。警察は会場入り口で、出てくる人とこれから入場する人々の整理誘導に当たっていたので当然この事は把握しているはずだ。

 会場周辺のスペースにも結構人がいたので、会場に入りきれなかった人を1万人と仮定しているのは、その根拠に疑問は残るものの考慮してはいる。
 だがさらに、実際の参加人数を推計する際には、出入りの入れ替わり分の人、つまり延べ人数をも考慮しなければならないのでは。
 産経新聞の試算では、その点については全く言及していない。
 
 つまり、実際の参加人員を見積もる際には、産経新聞が試算したように単純に会場の面積と、参加者の収容密度だけから換算すると、これもやはり、実際よりはかなり少ない人数になってしまっている可能性があるのだ。

 
 県警幹部の話、と別の関係者の話と報道されているが、幹部というのが具体的にどんな立場の人なのか、あるいは関係者とは具体的にどういう関係の人たちなのか、また、どのような根拠で出された数字なのか、一切触れていないので、感想を述べようがない・・・。

  いずれにしてもだ、教科書検定の見直しが沖縄県民の総意であるという考え自体は基本的に間違ってはいないと思っている。

 主催者側による、結構強気の読みではあったかもしれないが、根拠のないプロパガンダ的な誇張でもない筈だ、と私は思っているのだが。

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コメント
この記事へのコメント
コメント有難うございます。
私は、今回の県民大会には行きませんでしたので答えにくい質問です。
 ただ、今回は自民党が不参加となり超党派での開催にはなりませんでした。県知事も参加していません。労組や参加団体も、前回程の動員体制はとっていなかったように思います。
 私も前回の県民大会よりはかなり少なくなるだろう、という予想はしていました。
 さらに当日は雨天でした。これもかなり影響
しただろうと思います。
 主催者発表は実際よりも大めに発表されるものと以前私書きました。当然今回の大会も大めに発表された可能性はないとは言えないだろう、と私は思っています。
 ただ、今回の県民大会は私も会場には行っていませんので、何とも言えないところではありますが。
2008/03/30(Sun) 14:35 | URL  | utaki #-[ 編集]
>どんな大会や集会であれ、たしかに主催者発表の参加人数は、
>実際よりも多めに発表される、と云うのは周知のこと

3.23県民大会では主催者発表6000人だったそうです。
11万人のときとくらべれば、水増し比率は低いと思われますが、これもやはり「実際より多め」なのでしょうか?

>産経新聞が試算したように単純に会場の面積と、
>参加者の収容密度だけから換算すると、
>これもやはり、実際よりはかなり少ない人数に
>なってしまっている可能性があるのだ。

これはその通りだと思います。
しかし、「同時に集まった人が11万人」であったかのように記しているサイトは幾つもあります。

日本共産党
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-30/2007093001_01_0.html
>参加者は、会場となった海浜公園に入り切れず約十一万人に膨れあがりました。

レイバーネット
http://www.labornetjp.org/labornet/news/2007/929okinawa
>県民大会は参加者11万人、会場に入れずに引き返した人が1万人強

沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200709301300_01.html
>11万人が、一斉に「ガンバロー」を三唱した

沖縄県知事
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/355247/
>15万人、いや、20万人いたかも

最後の沖縄県知事の発言はリップサービスでしょうが、これらのサイトの記述を信用するならば、11万人さえも"実際よりはかなり少ない人数"ということになるのでしょうね。
2008/03/25(Tue) 13:40 | URL  | 素朴な疑問 #EBUSheBA[ 編集]
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