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集団自決教科書検定の撤回を求める県民大会に行って来ました。
 参加人数は実に11万人。

県大会



とりあえず、この問題が沖縄県民にとって如何にセンシティヴで、今なお重大な関心事であるかを証明すると断言していい人数には達している、と思う。

 集団自決問題に関するサイトをネットで検索すると、集団自決訴訟で原告を支援するこんなサイトがあった。

 沖縄集団自決冤罪訴訟を支援するサイト。

 このサイトでは、手榴弾を貰ったという話はだれも直接には聞いていない、と主張している。
 では何故住民が手榴弾を持っていたのか?
 大会では集団自決で生き残った吉川嘉勝さん(68)と宮平春子さん(82・代読)の体験発表もあった。

 証言を聞く限り自決は親族ごと、壕ごとと云う形でグループに分かれて行われたらしい。吉川さんは20人程の親族で手榴弾による自決を試みたが、手榴弾は不発に終わった。そして、年上の従兄弟が言った、やはりみんな生きていこう、と。そして吉川さんは自決を免れた。
そう、住民は、手榴弾を持っていたのだ。

 被告、岩波文庫のサイトでもこの訴訟について概説している。

岩波文庫

 このサイトによれば、文部科学省が教科書修正理由としてこの訴訟を上げているようだ。

 だが、ここで、どうしても明確にしておかなければならない事がある。
 
それは、民事訴訟と歴史考証はまったく別物である、と云うことだ。
 
被告、原告双方の利害や利欲あるいは露骨なエゴまでもが激しくぶつかり合い、互いに相手の主張の欠陥を暴きあいながらも、自らの主張にはまったく誤りがない、つまりは無謬であるという前提の上にたって論争する裁判の訴訟と、現存する限られた資料や証言により歴史の真実を探求する歴史考証とはまったく別の性質のものだということだ。
事実というものが常に一つしかないのだと云う考えは、実は無邪気な錯覚に過ぎないのだ。

 隊長が直接命令を下した、という証拠はない、と言う、だが命令を下さなかった、という証拠もない、というのであれば、ちょっと待て・・・これはどこかで聞いたことがある話だ・・・。
そう、従軍慰安婦の軍の強制があった否かに関する安倍前総理のコメントである・・・。
私はその時、このブログで、強制を狭義、広義と区別すること自体、恣意的な思考操作に過ぎない、と非難した。

今回の集団自決教科書検定も根本的には同じ問題なのだ。
事実に対する極めて恣意的な思考操作により、ある日突然、犠牲者であった人々が犠牲者ではなくなる、そして加害者が加害者ではなくなる・・・。

普通に考えれば、島民の集団自決に日本軍の関与や影響力があったことは間違いないじゃないか・・・。

今日、NHKの新日曜美術館で、原爆による被爆を体験した日本画家、平山郁夫が、生き残ったことのうしろめたさ、について語っていた。

そしておそらく、集団自決で生き残った人々も同じ宿命を背負って戦後60年の歳月を生きてきたのだろう。表に出て自らの体験を語ることは、たぶんそれほど楽なことではない筈だ・・。

真実を知っている人々は自決して存命していない。そして生き残った人々は生き残ったことの後ろめたさ故に、表には出てこない・・・。と、まぁそんな事情もあるのかな・・・。



 


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テーマ:平和を願う
ジャンル:政治・経済
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