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 安倍総理辞任・・・ありえない最悪のタイミングでの辞任表明だったというのは間違いないのだろう。
 安倍政権発足当初から安倍政権短命説を唱えていた私にしてみれば、ほ~ら見ろ,言ったじゃねぇか!! とつい言いたくなる気分なのですが、こういう最悪のタイミングでの辞任は、ちょっと予想外。
 
 健康上の問題も取り沙汰されているが、結局は健康状態そのものよりも、健康状態が何故これほど悪化しなければならない情況になってしまったか、何故そこまで精神的に追い詰められる情況になってしまったのか、ということが、大きな問題だと思うのだ。

 ひょっとしたら、結局安倍総理にはお友達はいっぱいいたが、互いに命運を託せる側近や腹心がほとんどいなかった、ということなのではないかな。
 お友達はいっぱいいたが、結局は孤独な淋しきお山の大将でしかなかったということじゃないのかな。
 だから支える者もなく、ここまで精神的に追い込まれていったのではないのか、と勝手に推測を廻らせているのだが。

 で、何故そうなったのかという事なのだが、発足当初から私が問題視していた、安部政権は本来あって然るべき権力闘争を経ずして生まれた政権だという事情にその原因をつい求めたくなるのだ。

 かつての自民党は確かに、派閥間の談合により総理大臣待合席も作って順繰り政権交代もやる政党だったが、いざとなれば実に熾烈で苛酷な派閥抗争も繰りひろげる政党だったと記憶しているのだ。

 政治的な窮地に立たされた時、命運を共にできる側近や腹心というのはそんな苛酷な権力闘争の中でしか獲得できないのでのでは。
 つまりそんな状況でしか誰が敵で誰が味方かということは、はっきり見分けが付かない。

 だから私は、政権発足間もない頃から安倍政権は権力闘争による人間のふるい落としがしっかりと出来ていないのでは、と疑問を持っていたのだ。

 たしかに旧来の自民党の派閥抗争には、醜い利害の対立に根ざしたものも多々あっただろう。だが政治的利害というものを、果たして一方的に罪悪視していいものなのか。

 お友達を沢山作るには、政治的理念が一致すればそれでよい。だが共に命運を共に託せる側近や腹心を作るには、政治的理念が一致しているだけでなく、政治的利害も一致していなければならないのだ。

 安倍総理には政治的理念が一致するお友達はいっぱいいたのだろうが、政治的な利害や利欲をも一致する側近、腹心と呼ぶべき人物はほとんどいなかったのでは、とつい想像したくなるような辞任劇だった。
 
 もし安倍総理が世襲議員でもなく、苛酷な権力闘争を自力で勝ち抜いてトップに立っていたのであれば、その時点で既に多くの側近や腹心を従えていた筈だ、と思うのだ。そしてそれを派閥と呼ぶのかどうかはこの際大した問題ではない。

 なぜなら人間は、所詮サルの変種なのだから。本能的にグループや群れを作りたがる生き物なのだから。

 しかし安倍総理が、旧来の自民党歴代政権の利害優先の政権運営から、理念優先の政権運営へと大きく舵をきろうとしたことは、それなりに評価してもいいのかも知れない。

 だが、その手法はどこか稚拙で短絡的だったのかも知れない。
 で、結局はお友達内閣に終わってしまった。だがお友達ならまだいいじゃないか。日本版NSCや補佐官制度なんか、はっきり言って私にはお友達どころか、おままごとにしか見えなかったぞ・・・やれやれ。
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テーマ:安倍総理辞任表明
ジャンル:政治・経済
コメント
この記事へのコメント
コメント有難うございます。
 う~ん。やはり変則コースか。でも本来、こんな変則的なスピード出世なら、どこかでツブシに遭う、それが実世間だと思うのだが・・。
 この人(安倍)、運良くツブシにも遭わなかったのか・・・。
2007/09/19(Wed) 22:23 | URL  | utaki #-[ 編集]
政務次官→閣僚→幹事長→政調会長→…→派閥の重鎮→総裁、というのが、自民党の伝統的な出世コースでした。安部晋三の場合、副官房長官→幹事長→幹事長代理→官房長官→総裁という変則的な流れになっています。

安部には派閥内で十分な権力を握る時間 ― 出世コースの「…」の部分 ― が欠けていました。
2007/09/19(Wed) 06:37 | URL  | Lexar #tV7uNBRQ[ 編集]
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