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 自由民主党大会が開催されたらしい。74回目だとか。これまではそれほど関心もなかったのだが、憲法改正が以前よりは多少現実味が増したような気がするので今回は新聞報道だけではなく、自民党のホームページを覗いてみたのだが。
 憲法改正については以前にも書いたが。解釈改憲。なんて矛盾と欺瞞に満ちた言葉なんだろう。こんなグロテスクな手法で無節操な拡大解釈をせっせと重ね続けるよりは、いっそ改正した方がすっと上品でいい。ただその際、集団的自衛権の行使には、厳しい制約を設けるべきだとは思うが。

 定期大会の方針を読んで次に目に付いた、というか違和感を持ったのが靖国への参拝か。4月に予定されている中国の温家宝首相の訪日も、安部首相の靖国参拝封じが目的との報道があるというのに。
 安部にとって靖国参拝が、いよいよ踏み絵化してきた。4月の温家宝の訪日、7月の参院選までは、参拝なしと読んでいるのだが。問題は8月の終戦記念日だろう。    
 
 行くか行かないか言えないもん、と、明言を先送りしてきた、お坊ちゃまモラトリアム総理、安部がいよいよ踏み絵の前に立たされる。

 まぁ、多分行っても行かなくても、非難の集中砲火をあびることになるのだろうな。
 いっそ7月の参院選で惨敗して首相を辞任したらどうだろうか。そうすれば、8月の終戦記念日には堂々と大手を振って参拝できるのに。
 私としては是非こっちの方を勧めたいのだが・・・。

 しかし靖国問題自体はそれ程、簡単な問題じゃないようだ。

靖国問題 靖国問題
高橋 哲哉 (2005/04)
筑摩書房
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 まず、著者の緻密な分析力と思考力に感心させられるのだが、靖国問題を歴史的にも政治的にも宗教的にも、またさらに法的にも多様な側面を併せ持つ複合的な問題として捉え解明している。
しかし、著者が最後に主張する「真に無武装の平和日本を実現する」には、現実的にやや無理があるとは想うのだが。ここまで緻密で多角的な論考を進めてきながら、最後に突然論理の飛躍か。まぁでもこれは著者の信念なのでしょう。それはそれでいいとして。ただ右派ナショナリズム系の人からはあまり評判の良くない著書のようですね。ま、それもそれでよいとして・・・。

 最後に。だが私自身は、日中双方の政府や両国の国民世論が靖国問題を論ずる際に、何故これほどまでに、妥協の介在する余地がない相互排他的で二極論的な思考硬直に陥ってしまうのかよく理解できないのだが。沖縄人の心性なのかな。



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2007/01/24(Wed) 22:23 |   |  #[ 編集]
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