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 ところで、フセインさん刑が執行されたんだってね、え〜とたしかイラク戦争の開戦は2003年の3月頃だったのかな。随分早く刑が執行されたもんだ。裏からアメリカが圧力をかけていたのは、ほぼ間違いないとしても。

 私は死刑反対論者じゃないから、執行自体には異論を唱えるつもりはない。
しかし、イラクがほとんど内乱状態といっていい状態のさなか、政権浮揚のスケープゴートにされて、慌しく刑が執行された元国家元首。・・・惨めな最後だな。
 今のイラクの内乱状態の報道を見るにつけ、結局イラクは、独裁的な強権により力で制圧しなければ統治出来ない国なのか、と考えたくなる。
 
 マルクス主義が崩壊した今、民主主義がこの世界において最上にして唯一、普遍的な社会正義を体現し得る政治制度である、などという考えも、結局はアメリカの独善的な妄想に過ぎないのかもしれない。


 民主主義を国家による政策の決定と遂行のプロセスという観点からから見るならば、極めて非効率的な政治システムと言えなくもない。
 結局、政治システムとしての民主主義というものは、国民にとっては、国家が最良の統治を実現することよりも、最悪の統治に傾斜するような事態を回避することにより適した政治システムなのだ。
 
 そして、民主主義の持つこうした性質も考え併せるならば、アメリカ的な民主主義が必ずしも現在のイラクの現実に最も合致した政治体制といえるのか、疑問を提する余地はありそうな気がするのだが。

 イスラムにはイスラムの法というものがあるはずだ・・・。



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