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 安部総理の訪米は、成功なのか、それとも形式的な儀礼外交の域を脱していないのか。よく解らないが、割合ノーサプライズな結果に終わったことは間違いない。

 北朝鮮問題では取り合えず拉致問題についてはテロ支援国家の解除の際に考慮の対象とすることで基本的な連携は確認できたかに見える。
だが、これで拉致問題が一気に進展するということはないでしょうね。

 また、いくら首脳同士の外交上の合意事項とはいえ、ブッシュ大統領の任期も残り僅か。次期政権にも今回の合意が継承されるなどとは、当のブッシュ大統領でさえとても保障できる話ではないだろう。

 アメリカにとって最も容認し難い事態は、多分、北朝鮮発のNPT体制の崩壊。もしNPT体制の崩壊が現実に差し迫った危機となってくれば、おそらく拉致問題などはいつでも置き去りにされる可能性がある。

 従軍慰安婦問題では、思いっきり謝罪してしまった。だがこの問題については、国際社会から拉致問題とリンクされると結構悩ましいだろうから、私から見れば、どうということはない対応なのだが、ウヨクの人達からめれば屈辱的な土下座外交に見えるのかもしれない。

 しかし安部総理の唱える戦後レジームからの脱却という課題は実のところアメリカ政府はどう受け止めているのだろか。私は「美しい国」と云う本を読んだことがないし、読もうという気もない。
 ただ自分なりに考えると安部総理の言う戦後レジームとは、基本的にはサンフランシスコ平和条約の枠組みに基づく戦後日本の国家体制のことだ、という風に考えるよりも、あからさまに言えば占領軍の支配体制下で形成された日本という国家の政治制度だと考えた方が、憲法改正をはじめとする安部総理が掲げる一連の政策課題の意味やつながりを理解しやすくなる。

 だとすれば安部総理のやろうとしていることなんてそんなに難しい思想的な背景があるわけじゃない。
憲法改正、教育基本の改正、集団的自衛権の、実に脱法的な解釈変更、そして従軍慰安婦問題をはじめとする歴史認識の問題。
 だが一連の安部総理の政策課題を、とことん煎じ詰めて推し進めれば、いずれは反米的な政治スタンスに傾斜していかざるを得ないのでは、と思うのだ。

 もちろん反米思想自体の良し悪しについて私は決して一極な判断をしてはいないが。

 しかし戦後レジームから脱却が行き着くところは、結局アメリカと政治力や安全保障の問題で対等の立場で対峙する、ということに他ならないのではないかと思うのだ。
 だがその現実的な意味とそこから派生する課題や問題を安部総理は一体何処まで予測できているのだろうか。

 アメリカと政治力や安全保障の問題で対等の立場で対峙する時、アメリカは日本を潜在的な敵対国家と見なし始める可能性はないのだろうか。そしてそれは決して二国間だけの問題に留まらない。
 日本がアメリカの影響力を脱していけば、中国やロシアにとっても現在とは違う意味で脅威となる可能性はないか。その影響が東アジア情勢に波及するのは必至なのでは。

その時、沖縄はどうなる?



沖縄参院補選において、基地問題を政策の争点とすることを自ら放棄してしまった、かっては革新共闘と呼ばれ、沖縄政界の中核を担ってきた政治勢力。そして沖縄の地方議会には所属議員もおらず自力で選挙を戦い抜くだけの地方組織を持っていない民主党。
 この二つの政治勢力が無原則に摺り寄って出来上がった野党共闘が自公に挑んだ今回の沖縄参院補欠選挙戦。敗北は当然の結果だったのかも知れない。

保革が激しく論争を繰り広げるかっての沖縄の国政選挙は一体何処へ消えうせたのか。

 民主党には、当初から共産党と組むことに強い抵抗もあっただろう。のみならず、沖縄では共産党と社民党の軋轢も実は結構根が深い。

前回、民主党のことをモザイク政党だなんて書いたが、現在の沖縄の野党共闘は、民主党以上に、いびつで隙間の多いモザイク共闘に変質してしまっている。

だが自公にしても擁立した島尻安伊子は元民主党の那覇市議。夫は民主党県連の元代表で、禁じ手を使っての勝利。決して褒められたもんじゃない。自民党の県議との確執も今後の懸念材料として報道されている。

今回の沖縄参院補選は7月の参院選の前哨戦として全国的に注目を浴びた。
だが実態はこんなものだったのだから、7月の参院選を占う材料には全くならない、と私は思っている。
たしかに自公、民主とも総裁、代表を初め、集中的に大物が沖縄入りし見かけだけは自公対民主、といった対立の構図を演出は出来た。
しかし政策的には明確な相違点はほとんどなく、それが50パーセントに満たない低い投票率の大きな原因となったと私は思っている。

だが、考えてみれば今の国会だってそうじゃないか。ありもしない対立軸をむりやりデッチ上げ、徒に審議を混迷に導いている。
民主党は沖縄で敗れた。民主党がやったことと言えば、そんな国会審議の混迷を地方選挙の政策論争に持ち込んだだけではないのか。
一体何をしに沖縄に乗り込んできた、民主党。

安部総理が参院選で憲法を争点にするのもいいだろう。
だが、実に近親相姦的な確執の上に成り立った権力闘争を繰り広げる今の自民党と民主党という対立の枠組では、憲法改正の議論を十分こなしきれるとは思えない。

もう一度政界再編が必要ではないだろうか。
両党の政権獲得だけが目的の権力闘争に依る政界再編ではなく、憲法改正の是非を軸にした戦後日本の国家観の形成、そして日米同盟を機軸にした外交と安全保障の基本的な枠組みを問い直す為の政界再編が。



鳩山幹事長が那覇市での記者会見で、党首討論の早期開催に意欲を示したとか.でも当の小沢一郎は出たがらない。最初の党首討論でスベッたからなのか。しかしこの人、どうも昔から裏に篭って表舞台に出たがらない体質のようだし。   
羽田政権の頃のように、裏から人を操って権勢を振るうタイプなのか。自民党の幹事長時代は金丸信の秘蔵っ子で、親分の金丸が影のボス、キングメーカーとして有名だから、弟子もやはり似てくるのか。
 
 いや、やっぱり最初でスベッて失敗したからだ、という理由の方が笑えて面白いかな。

 そんな折、衆議院の教育再生特別委員会での“擬似党首討論。管直人の質問と阿部首相の答弁に関する産経新聞の報道が面白い。

   ・・・◇・・・◇・・・◇・・・◇・・・◇・・・

 衆院教育再生特別委員会で20日、安倍晋三首相と民主党の菅直人代表代行が、22日投開票の参院福島、沖縄両補選もにらみ激しく応酬した。
 菅氏は、教科書検定で沖縄戦での集団自決は旧日本軍の命令によるものだった、との記述が修正されたことを取り上げ「(修正を)推し進めている人物と知り合いではないか」と質問。首相は「沖縄の選挙があるからこんな議論をしているのか。誰を知っているか答えることに何の意味があるのか」と反論した。菅氏の発言は「首相が検定に影響力を発揮したような印象を、有権者に与えることを意図した」(与党幹部)と受け止められ、騒然となった。
 今国会では党首討論が一度も行われておらず「今日が事実上の党首討論」(民主党国対関係者)との声も意識してか、菅氏は「首相は割とキレやすい」と挑発。首相は「私は菅さんよりキレにくいと思いますけどね」と切り返した。
 「首相は最近攻撃的になった。地金ともいうべき(タカ派的な)持論が出始めた」とたたみかけた菅氏は、首相の著書「美しい国へ」も取り上げ「戦後教育を自虐的とあげつらうことで日本への誇りを促している」。首相は「もう少し国語力、読解力を鍛えてほしい」と痛烈に皮肉った。
 
    ・・・◇・・・◇・・・◇・・・◇・・・◇・・・

議事録を読んでいないので詳細は知らないが、やはり管直人の方が、安部よりも小沢よりも喧嘩が上手いのか。管直人の挑発に完全に乗せられているようにしか読めない記事だ。

 「沖縄の選挙があるからこんな議論をしているのか」
 あたりまえじゃねぇか。そんな解りきったことに訳知り顔で噛み付くなよ。おまけに首相が検定に影響力を発揮しているかのような発言で場内騒然だって。そんなことで騒いだら、逆に影響力を与えているかの印象をますます強めかねない。
 
 鳩山、小沢、管、参院選に向けて、三者三様といったところか。しかし民主党は、ただでさえ寄り合い所帯で、政策や方針が解りにくかったのに、今はキングギドラのように頭が三つもあって、それぞれ勝手に動いてるから、ますます訳が解らない政党に成り下がってしまった。

 国民投票法案でもその混迷振りが報道されたし。国民投票に限らず、はなからありもしない対立軸を表だけ演出するために何でも無理に対案出したがるからその混迷混乱ぶりをますます露呈してしまう。
 キングギドラの三つの頭が巨体を持てあましている。分裂を回避するのに精一杯か。
 今度の参院選で、民主党がますます肥大化しても、一気にダイエットしてスリムになってもこの体質は変わるまい、と私には思われる。

 だが、参院選で惨敗したら危ないのは自民党の安部政権だけじゃないかも知れない。民主党だって惨敗したら三つの頭が共食いを始めるかもしれないぞ。ただでさえそんなに仲良さそうじゃないし。


 沖縄戦の集団自決問題に関しては、私なりに意見や感想はある。だが、専門家じゃないので強制の有無や実態については断定的なことは言えない。ただ、この問題や教科書検定をテーマにした良い書籍があれば読んで感想を書いてみたいとは思っているが。
 この問題に対する仲井真知事のコメントは妥当なものだと思っている。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23137-storytopic-3.html

 また、この問題について、書いたブログもいくつか読んだ。
 中には、沖縄戦のことなど何も知らないクセに単なる思いつきで書きつらねて自分だけ悦にいっているだけのマスターベーション低脳アホブログもあり少々辟易した。

 近頃はそんなアホブログが多くて困る・・・。ま、読まなきゃいいだけの話なんだが。

 とりあえず明日の沖縄県参院選に注目!



 人間、齢を重ねると、いろいろと好みも変ってくるものだ。音楽に関しては、30代の後半あたりからだろうか。比較的ジャズを好んで聞くようになっていった。
 もちろんジャズマニアと言うほどジャズにどっぷり、という訳ではないが。
 コルトレーンやマイルス・デイビス、ソニー・クラーク、クリフォード・ブラウンなんてのももちろんいいのだが、最近いいな、と思ったのが安富祖貴子。沖縄県出身のジャズシンガーなのだが、2枚目のアルバム、マブイの歌。これれが結構いい。





 同じ県出身というひいき目も多少はあるかもしれないが、しかしやはり結構いい。
 日本人離れした、というよりも日本人臭を感じさせないヴォーカルといったらいいのだろうか。とにかくどこか異国的な情緒を醸し出しているヴォーカルなのだ。
 

 CDの解説では彼女の個性を、沖縄の金武生まれ、ということ関連付けている。金武は基地の町で、米軍相手の繁華街もある。
 いずれにしても、本格的なジャズヴォーカルには違いないと思うのだが。


 しかしジャズといえば、やはりどうも敷居が高い、と云う人にオススメの入門書ではないかと私が思うのがこれ。

超ジャズ入門 超ジャズ入門
中山 康樹 (2001/09)
集英社
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 ジャズ評論家や、いわゆるジャズマニアと呼ばれる人々の矛盾に満ちたプライドと奇妙な生態をを、ジャズに対する偏見と先入観をベースに実に面白く、しかし実に辛辣に批評している。
 しかし決して奇をてらった入門書でも衆に迎合した入門書でもない。

 マイルス・デイビスに言及したあたりを読むと著者自身も筋金入りのジャズマニアでありジャズにたいする深い愛着も十分感じられる。スイングジャーナルの元編集長という経歴の持ち主なのだから。
 ジャズは聴いてみたい。しかし、ちょっとばかり敷居が高い。おまけにジャズマニアと呼ばれる人々は少々胡散臭い、と感じている人にはいい入門書だと思うのだが・・・。
 
 当然の如くジャズマニアと呼ばれる人々には評判が悪い本ではあるんでしょうが・・・。
 ま、私はマニアではありませんので。
 


 
 





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 HOYAとペンタックスがおかしな事になっている。当初の合併案からTOBに方針を転換した。どうもペンタックスの取締役会で合併を断念する動議が可決されたのが直接の原因のようだ。
 新聞の報道を読む限りでは、ペンタックス側の経営陣内部で事前に十分調整がなされておらず、当初から社長の独断専行により決定された様子が窺える。
TOBの買取価格が770円を想定。この価格水準が高いのか低いのか、私には判断し難い。

 だが報道されているように当初合併案での株式の交換比率に対する投資ファンドの不満に配慮したものであるなら、私にはどうしてもネガティヴな方向にしか受け取れない。週明けHOYAの株価はどう動くか。
・ ・・だが、それも私にはすでに関係のない話なのだ。
 そう、HOYAは既に売ってしまった。

 当初、合併の発表があった際、私は、HOYAを保有し続けるつもりだった。しかし世界同時株安の時、資金を市場から一部引き上げようとの配慮からHOYAを売った。
 直後に買いたいが、高値圏へ上昇し手が出しづらくなっていた銘柄が結構値を下げてきたので、そっちの方へ買いを入れた。まだ十分安いとまではいえなかったが。しかしこのチャンスを逃すとまた何時その機会があるか、という気持になってつい。
 
 でも今回のゴタゴタでもしHOYAが大きく値を下げ、割安だと判断できるような水準にまで値が下がるならまた買いを検討してもいいのかなとも考えている。だから週明けからのHOYAの株価の値動きに全く感心がないわけでもない。


 HOYAは、カメラ部門の売却の可能性についても言及したようだが、ペンタックスのデジタル一眼レフのK10D、結構評価が高いんですよね。
 




 私も欲しいのだが。今はHOYA株よりもこっちの方がずっと欲しい。ボーナスとったら買えるかな。



テーマ:株式日記
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 Loose change(日本語版)なる映像を偶然見かけた。同時多発テロは、実はアメリカ政府が実行した国家的謀略であることを強く疑わせる内容のビデオなのだが、いつ頃から出回っているのだろう。

 日本語版を政策したのはこのサイトの運営者なのらしいが、アップされてた、というエントリーが去年の11月。googleにもアップされている。

http://kikuchiyumi.blogspot.com/2006/11/loose-change2.html


http://video.google.com/videoplay?docid=43770329982
45988095&q=Loose+Change+2nd+EditionJapane
se

  同時多発テロ以前の政府によるキューバ侵攻計画との類似性や、以後のテロ対策や訓練の同時多発テロとの符合性、また関係者の証言やさまざまな記録と映像を時系列的に積み上げて、同時多発テロが実はアメリカの政府によって仕組まれ実行されたものであることを綿密に検証し推論している。実によく出来ているビデオではある。

 この内容が真実かどうか当然私には解らない。
だがもし事実ではなく、事件がやはりビンラディンの犯行だったとしても同時多発テロ以後のアメリカの軍事外交戦略は既に破綻寸前のところまで来ているのかもしれない。
 
ビンラディンは未だに拘束できないし、イラク情勢は完全に出口が見えない。そして北朝鮮にはイラクやイランとは明らかに違う対応をし、見ようによってはまたもダブルスタンダードだ。だがダブルスタンダードは今やアメリカのお家芸だ。ダブルスタンダードこそアメリカの最もスタンダードな外交スタンスなのだ。
だがそれでも6カ国協議で進展はない。

 そして勿論、もし仮にこのビデオの内容が真実だったら、ってことも一応考えたくなる。

 だとしたら、ビンラディンは、むしろ拘束しない方がいいということにならないか。もし無罪ということになって、では誰が真犯人かという話になると甚だ都合が悪い。ビンラディンは拘束せずにそのまま泳がせておくか、あるいは拘束せずに殺害するしかない、ということになる。

 そしてもし同時多発テロの発生がアメリカ政府に軍需産業までもが絡んだアメリカの国家的謀略だったとしたら、アメリカ政府は例えどんな犠牲を払ってでも事実を隠蔽しようとするだろう、と考えるのが普通なんでしょうね。
 「例えどんな犠牲を払ってでも」っていうのは具体的にどんな犠牲が想像できるかというとだ、そうだな。大統領一人位暗殺してでも、とそんなところかな。
次期大統領は民主党かな。まさか、ケネディ大統領とおなじ末路をたどるなんてとんでもないことにはならないにしてもね。



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ジャンル:政治・経済

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